社内の暗黙知を「見える化」

資産工学研究所の坂本善博所長は「ナレッジファシリテーション」(知識の表出)技法の普及に取り組んでいる。そのコア技術「ナレッジファシリテーター養成講座」はコンサルのコンサルティングでもある。

「フリーランスのコンサルタントは自己流でやってる人が多い。自分のソリューションの中にこの技法を組み込むと、コンサルタントが一方的に教えるんじゃなく、お客の答えを引っ張り出すというやり方ができるようになる。お客さんの納得度が高くなります」

「ナレッジファシリテーション」は社内の暗黙知を短時間で「見える化」する技術。個々バラバラな知識や経験の標準化であり、経営トップや成績優秀な社員のノウハウを徹底的に解析して、だれでも同じ手順や方法でやれるようにすることだ。社内の知恵を「成功法則」として「見える化」し、社員全員で共有すれば成果を上げることが可能になる。組織やチームのアイデアややる気を引き出し、組織を動かす効果的なコミュニケーションを実現することもできるという。

資産工学研究所のナレッジファシリテーター養成講座では、ナレッジファシリテーションの実践ファシリテーターになっていくための基本的な考え方や活用方法を1日で学ぶことができる。ナレッジファシリテーションの技法、仕組み、方式は同じだから、特定の業界に偏らず、どんな業界や業種の人材にも対応できるのが強み。顧客は大手企業からベンチャー企業まで幅広く、証券会社、銀行から自動車会社など200業種以上の実績を誇る。(次回は6月19日掲載)

文:大宮知信