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史上最高売上の「チキンラーメン」 美容関連にも触手 日清食品

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いろんな種類のチキンラーメン(同社リリースより)

チキンラーメンが史上最高売上に

3月1日には同社の成長を支えたチキンラーメンが過去最高売上を更新した。同社ではチキンラーメンの史上最高売上達成を目標に、2017年から施策を展開しており、これまでに年配者向けの「お椀で食べるチキンラーメン」や、若年層を狙った「アクマのキムラー」などを投入してきた。

こうした取り組みに加え、チキンラーメンの開発を題材にしたテレビドラマの放映も後押しする形となり、1カ月間の余裕をもって2019年3月期のチキンラーメンの売上高が過去最高を更新することが確実になった。日清食品ホールディングスの2019年3月期決算は、売上高4550億円(前年度比3.2%増)、営業利益360億円(同2.3%増)と増収増益の見込みだ。

2021年3月期に売上高5500億円、営業利益475億円を目指す中期経営計画の施策の一つとして掲げたM&Aでは、まだ十分な成果が出ていない。

2016年に実施したプレミアフーズ社への資本参加、2017年に実施したMC Marketing&Sales社の買収の2件については、いずれも投資額を明らかにしていないが、プレミアフーズ社への資本参加による日清食品の業績に与える影響は軽微としており、MC Marketing&Sales社の買収ではMC Marketing&Salesの当時の売上高が2億1837万香港ドル(現在のレートでは約31億円)だったことを考えると、M&A資金には十分余裕があると思われる。

M&Aや資本参加については、これまでに10件以上の実績があり、その結果、明星食品、ぼんち、日清ヨーク、日清冷凍食品、日清シスコなどが子会社となり、現在の日清食品グループを形成している。

中期経営計画の終了まで残り2年ほど。この間にどのような動きがあるのか。このところ流行りの大型クロスボーダー(海外企業買収)などが実現すれば、さらに話題を集めそうだ。ただ、これについては相手があることでもあり、チキンラーメンのように「沸騰したお湯を注ぐだけで簡単にでき上がる」というわけにはいきそうにないが…。

主な資本参加とM&A
1989 ベアトリースフーズCo., (HK) Ltd. (現・永南食品有限公司) に資本参加 (現子会社)
1990 ヨーク本社 (現・日清ヨーク) に資本参加  (現子会社)
1991 ピギー食品 (現・日清冷凍食品) に資本参加  (現子会社)
1991 シスコ (現・日清シスコ) に資本参加  (現子会社)
2006 明星食品に資本参加 (現子会社)
2008 ニッキーフーズを完全子会社化
2009 ロシア即席麺メーカーの持株会社アングルサイド Ltd. (現・マルベンフードホールディングス Ltd.) に資本参加
2014 子会社の民芸フードサービスサガミチェーンに譲渡
2014 ぼんちに資本参加
2015 味の素との合弁会社であるブラジルのNISSIN-AJINOMOTO ALIMENTOS LTDAを完全子会社化
2016 ぼんちを子会社化
2016 英国の食品メーカーであるプレミアフーズに資本参加
2017 香港の飲料やソースなどの卸売会社MC Marketing&Sales (Hong Kong) Limitedを子会社化   


文:M&AOnline編集部

M&A Online編集部

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