日本テレビ系列の札幌テレビ放送、中京テレビ放送、読売テレビ放送、福岡放送の4社が、共同株式移転による認定放送持株会社「読売中京FSホールディングス」(FYCSHD)を設立すると発表した。これまで再編には手を付けてこなかったテレビ局が、いよいよ本格的に動き出したわけだ。その背景は?
4社は新会社の完全子会社となり、経営統合を進める。系列キー局の日本テレビホールディングス<9404>が、FYCSHDの20%以上の株式を保有する...
2024年のIT・ソフトウエア業界のM&Aが11月11日時点で早くも取引価額が過去5年間で最高を更新した。DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)などの旺盛な投資需要に対応するためだが、最も大きな要因は「人材不足」という。
TOB(株式公開買い付け)が始まっているところに、別の買収者が割って入り、争奪戦に発展するケースが増えつつある。その極め付きといえそうなのが独立系システム開発大手、富士ソフトをめぐる一件だ。米国の2大投資ファンド真っ向からぶつかり合う。
医療界に衝撃が走った。国内の心臓手術で数多く利用されている米ジョンソン・エンド・ジョンソンの超音波メス「ハーモニックシナジー」の販売を終了したからだ。他社を含め代替商品はなく、日本の心臓外科医療に深刻な影響を与えかねない。解決策はないのか?
日産が「EV全方位」戦略を打ち出した。トヨタの「カーボンニュートラル全方位」に対抗してEVに絞り込み、ホンダとの提携に踏み込んだ。日産はEVで仏ルノーや米スタートアップーへの投資を進めている。日米欧で連合を組み、EVシフトを乗り切る構えだ。