6月18日の株主総会で提案されるトヨタ自動車<7203>の豊田章男会長の取締役選任議案を巡って、インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とグラスルイスの米議決権行使助言会社2社が「反対」を推奨した。なぜ反対なのか、そしてその影響力は?
ISSが提示したリポートによると、ダイハツ工業や日野自動車、豊田自動織機などのグループ各社で相次いだ認証試験での不正問題について、2009年から15年間にわたって経営の主導権を握ってきた豊田会長に最終的な説明責任があると指摘している...