東大、阪大発の創薬ベンチャーに売り「ローランド」は買いに 2022年2月の大量保有報告書
M&A Online編集部が大量保有データベースで2022年2月の大量保有報告書などの提出状況を調べたところ、東京大学、大阪大学発の創薬ベンチャー2社が売られていることが分かった。
建設業界でここへきて大型M&Aが連続している。ターゲットは東洋建設と大豊建設。前者には前田建設工業を中核とするインフロニア・ホールディングス、後者には九州の企業グループ「麻生」(福岡県飯塚市)が買収者として名乗りを上げた。一見無関係に見える二つ買収劇だが、実は共通するキーワードがある。それは、「旧村上ファンド系」だ。
インフロニア・ホールディングスは3月22日、海洋土木大手の東洋建設にTOB(株式公開買い付け)を行い、完全子会社化すると発表した。現在、傘下の前田建設を通じて東洋建設株の20%余りを保有し、持ち分法適用関連会社としている。買付代金は最大約580億円に上る。
その東洋建設の大株主として名を連ねていたのが旧村上ファンドの流れをくむ投資会社の一つ、レノ(東京都渋谷区)。持ち株比率はインフロニアがTOBを発表する直前まで7.31%だった。
ところが、レノは3月30日に持ち株比率が1.89%に低下したとする大量保有の変更報告書(報告義務発生日は3月23日)を提出。TOBのアナウンスで東洋建設株が急伸すると、すかさず保有株の約3分の2を売却したのだ。
レノによる5%超の新規保有が明らかになったのは昨年1月。その後、買い増しのペースは鈍く、持ち株比率が10%を超えることはなく、特段の株主要求があったわけでもない。とはいえ、当の東洋建設にとっては、物言う株主の代名詞、旧村上ファンド系が株主として関与してきたことが相当なプレッシャーになっていたのは間違いない。
それもそのはず。建設業界では2020年以降、準大手の西松建設、中堅の大豊建設が旧村上系の標的となり、大規模な自社株買いによる株主還元や経営の見直しなどの要求を突きつけられ、四苦八苦していたからだ。
旧村上系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)はピーク時に、西松建設株の約25%を保有。最終的に、自社株買いと伊藤忠商事による株式取得に応じて西松建設株のすべてを昨年12月までに売却した。

大豊建設にいたっては同じくシティによる持ち株比率が今年1月に38.67%(直近は39.06%)と4割近くに達し、経営の主導権を旧村上系に握られていたのも同然だった。
こうした状況下、東洋建設は旧村上系の機先を制する形で、インフロニアの傘下に入ることを決断。インフロニアも東洋建設が得意とする港湾・海上分野の技術・ノウハウを取り込み、港湾インフラのコンセッション(民間事業者による公共施設運営)事業や洋上風力発電などへの展開に弾みをつける狙いがある。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2022年2月の大量保有報告書などの提出状況を調べたところ、東京大学、大阪大学発の創薬ベンチャー2社が売られていることが分かった。
2022年2月9日に提出された大量保有報告書のうち、注目銘柄をピックアップしました。明日の投資にお役立てください。
電子楽器を手がけるローランドの筆頭株主であるタイヨウ・ジュピター・ホールディングスが、ミネルバ・マネジメント・インクに保有株式を売却し、保有割合が50%を割り込んだことが分かった。
セールスフォース・ドットコムが、フレクト<4414>の株式を新規取得した。保有割合は 7.22%。提出理由は「資本業務提携に関する合意に基づく株式の保有」によるもの。
2021年12月10日に提出された大量保有報告書のうち、東京機械製作所など注目銘柄をピックアップしました。株式投資にお役立てください。
2021年12月9日に提出された大量保有報告書のうち、注目銘柄をピックアップしました。シティインデックスイレブンスが富士石油を買い増し ほか
2021年12月8日に提出された大量保有報告書のうち、注目銘柄をピックアップしました。ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(ダルトン)、三ツ星ベルトを新規取得 ほか
2021年10月の大量保有報告書などの提出状況を調べたところ、投資ファンドのMETA Capitalが、澤田ホールディングス株の31.09%を新規保有したことが分かった。
アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは、東芝株の保有を積み増し、東芝の「大規模な」投資家になったと明らかにした。
2021年7月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、アジアインベストメントファンド(東京都中央区)が、輪転印刷機械専業メーカーの東京機械製作所の支配権取得に向け動き出したことが分かった。
押出機やアスファルト試験機、太陽光発電などを手がけるフリージア・マクロスは2021年6月30日、婦人フォーマルウエア大手の東京ソワール株式1.24%を買い増し保有割合を16.72%に高めた。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2021年5月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、ソフトバンクグループ株について4度、報告書の提出があった。
2020年10月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、DCMホールディングスとニトリホールディングスによる買収合戦に発展している島忠を巡って、11回の報告書の提出があった。
2020年6月に、経営陣による買収(MBO)の一環として米投資ファンドのベインキャピタルがTOB(株式公開買い付け)を実施中のニチイ学館について3件の大量保有報告書の提出があった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年4月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、不動産・ホテル業のユニゾホールディングスについて大きな動きがあった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年3月の大量保有報告書などの提出状況を調べたところ、不動産・ホテル業のユニゾホールディングスについて2件の報告書の提出があった。
M&A Online編集部が大量保有データベースで2020年2月の大量保有報告書の提出状況を調べたところ、施工不良問題に揺れるレオパレス21について、6件の大量保有報告書の提出があった。