[ニューヨーク/東京 30日 ロイター] - アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントは、東芝株の保有を積み増し、東芝の主要株主になったと明らかにした。
事情に詳しい関係筋によると、2017年から東芝に投資しているエリオットは最近、保有比率を5%弱に引き上げ、上位10株主に入った。
東芝を巡っては、6月の株主総会で海外株主が反対票を投じ、永山治取締役会議長の選任など、会社側議案が一部否決される異例の展開となった。その後、東芝は企業価値向上に向けた戦略について、米KKRや米ベインキャピタルなど複数のプライベートエクイティ(PE)ファンドと意見を交わしていると、事情を知る複数の関係者が明らかにしていた。
エリオットは声明で「東芝への投資は同社の基本的な価値に対するわれわれの強い確信を反映」しているとした。
東芝は数週間以内に投資家に今後の計画を示し、11月には決算を発表する予定だ。関係筋によると、これを前に東芝は株主に対し、企業価値を向上させる方法として3つの案を検討していると伝えているという。
エリオットは東芝の経営陣および取締役会と協議しており、声明で「ここ数カ月にわたる東芝との建設的な関与」に満足しているとした。
東芝の広報担当者は、個別の株主とのやり取りについては開示しないと述べた。
関係筋によると、エリオットは東芝一株当たりの潜在価値を6000円と見ている。これは30日の終値4715円を27%上回る水準。
関係筋によれば、企業価値向上に向けた案には、PE投資会社への売却、経営陣主導での事業の切り出しや再編、この2つの選択肢の組み合わせ、という3つのアプローチが含まれる可能性がある。
会社側に対する株主の不満を踏まえると、経営陣主導の再編という選択肢は困難で、PEが買い手、もしくは主要な株主として関与する形が考えられるという。
東芝は、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから受けていた買収の初期提案に応じない方針を4月に明らかにした後、資産の全面的な見直しに着手した。10月に発表する新たな中期経営計画に併せて結果を公表する。
(Svea Herbst-Bayliss、山崎牧子)
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