村上ファンドのニュース記事一覧

東洋建設と大豊建設の買収劇、共通キーワードは「旧村上ファンド系」

東洋建設と大豊建設の買収劇、共通キーワードは「旧村上ファンド系」

建設業界でここへきて大型M&Aが連続している。ターゲットは東洋建設と大豊建設。前者には前田建設工業を中核とするインフロニア・ホールディングス、後者には九州の企業グループ「麻生」(福岡県飯塚市)が買収者として名乗りを上げた。一見無関係に見える二つ買収劇だが、実は共通するキーワードがある。それは、「旧村上ファンド系」だ。

記事を読む
「金融庁戦記」|編集部おすすめの1冊

「金融庁戦記」|編集部おすすめの1冊

異色の金融官僚といわれた佐々木清隆氏の企業監視官時代の活躍を追う経済犯罪ドキュメンタリー。金融不況時の大蔵省の内情やクレディ・スイスとの丁々発止のやり取り、ライブドアや村上ファンドなどの捜査などを、佐々木氏の証言を織り込みながら明らかにしていく。有名な経済事件を監視官の視点から振り返る1冊だ。

記事を読む
【M&A判例】村上ファンド事件から学ぶ「インサイダー取引」とは

【M&A判例】村上ファンド事件から学ぶ「インサイダー取引」とは

かつて村上世彰氏がインサイダー情報をもとにニッポン放送株を大量に取得し、証券取引法違反に問われた事件が発生しました(村上ファンド事件)。今回は「公開買付等を行うことについての決定」の意義について判断した最高裁の決定をご紹介します。

記事を読む
旧村上ファンド系投資会社を撃退した買収防衛策「クラウンジュエル」とは

旧村上ファンド系投資会社を撃退した買収防衛策「クラウンジュエル」とは

旧村上ファンド系投資会社のシティインデックスイレブンスが日本アジアグループに対して実施していたTOB(株式公開買い付け)を撤回した。理由は日本アジアが発表した特別配当の実施。「クラウンジュエル」と呼ばれる買収防衛策だ。

記事を読む
スカイマークの支援に乗り出した投資ファンド・インテグラルとは

スカイマークの支援に乗り出した投資ファンド・インテグラルとは

投資ファンド・インテグラルは日本を代表する独立系PEファンドの一つです。2015年にスカイマークの再生支援に乗り出したことで一躍知名度を高めました。新型コロナウイルスの感染拡大で航空業界が大打撃を受ける中、再生の道筋はついているのでしょうか?

記事を読む
物言う株主「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」とは

物言う株主「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」とは

エフィッシモ・キャピタル・マネージメントは、旧村上ファンドの元社員3人が設立したアクティビストファンドです。日本株の推定資産はおよそ1兆400億円。現在保有する主な銘柄を調べてみました。

記事を読む
旧村上ファンド系が東証1部のエクセル<7591>を加賀電子に売却したカラクリ

旧村上ファンド系が東証1部のエクセル<7591>を加賀電子に売却したカラクリ

加賀電子が同業のエレクトロニクス商社で東証1部上場のエクセルと2020年4月1日に経営統合する。プレスリリースによると、そのスキームは通常のTOBではないとのこと。取引スキームの背景と譲渡価額が適正なのかを検証してみたい。

記事を読む
旧村上ファンド系の南青山不動産が取得した「島忠」の株価は割安か

旧村上ファンド系の南青山不動産が取得した「島忠」の株価は割安か

島忠<8184>の株価が高騰しています。旧村上ファンド系の南青山不動産が5.07%相当を取得したことが大量保有報告書でわかり市場が反応しました。アクティビストが目をつけた島忠の株価が割安なのか、検証してみたいと思います。

記事を読む
旧村上ファンド系のレノが「レオパレス」を買い増しする理由

旧村上ファンド系のレノが「レオパレス」を買い増しする理由

施工不良問題に揺れるレオパレス21の株価が上昇している。きっかけは投資会社レノの「買い」​だ。レノは旧村上ファンドの関連会社で、いわゆる「モノ言う株主(アクティビスト)」。レノが買い増す理由とは?

記事を読む
善玉になってきたアクティビストたち

善玉になってきたアクティビストたち

最近米国では機関投資家がアクティビストの主張を支持するようになり、結局のところ長期的な企業価値が上がっている上場会社が増えてきているようです。

記事を読む
阪神・阪急経営統合(その2) 「深める沿線、広げるフィールド」

阪神・阪急経営統合(その2) 「深める沿線、広げるフィールド」

阪神・阪急の経営統合の真のねらいは、旅客輸送のシェアを高めるJR西日本に対抗して、阪神・阪急がJR包囲網を築くことにあった。その対象は、不動産・百貨店・ホテルなど、阪神・阪急の兼業部門にも及ぶ。

記事を読む
東栄リーファーライン MBO失敗の原因を考える

東栄リーファーライン MBO失敗の原因を考える

東栄リーファーライン<9133>のMBOが不成立となった理由はなぜか。募集価格の算定が甘かったとは決して思わない。旧村上系ファンドの介入が、結果として株価が非常に割安でまだ将来的な成長が十分に見込めると多くの株主が思ったからではないか。

記事を読む
名門企業を震え上がらせる復活「村上ファンド」とは

名門企業を震え上がらせる復活「村上ファンド」とは

旧村上ファンド勢力が日本の証券市場を再び震撼させている。「もの言う株主」として企業に大胆な提案を突きつけて最大限の利益を引き出す彼らを、人は「株主権利の守護者」とも「ハゲタカ」とも呼ぶ。その評価はさておき、彼らの「ビジネス」は成功するのか?

記事を読む
日本ペイントHDに緊急事態…筆頭株主が取締役6人選任を提案

日本ペイントHDに緊急事態…筆頭株主が取締役6人選任を提案

日本ペイントホールディングスに緊急事態が発生した。筆頭株主でシンガポールの塗料大手、ウットラムグループが新たに取締役6人の選任を求める株主提案を突き付けた。3月の定時株主総会に向けて委任状争奪戦に発展する可能性もある。

記事を読む
阪神・阪急経営統合 真のねらいはJR包囲網を築くことにあった

阪神・阪急経営統合 真のねらいはJR包囲網を築くことにあった

日本全国に伸びる鉄道網。戦後70余年はその拡大と縮小の歴史でもあった。その歴史には鉄道各社が掲げる「鉄の理念」と、ライバル会社との競争を生き抜くしたたかな「鉄の思惑」が交錯する。鉄道の資本移動という観点から、その歴史を振り返ってみる。

記事を読む