中小企業の相続対策で問題になるのが名義株だ。名義株の取り扱いに悩んでいる経営者は多いに違いない。ついつい先送りにしがちな名義株の取り扱いだが、相続が近づくにつれ処理をせざるを得なくなってくるだろう。
名義株とは、会社における株主名簿上の名義とその株式の実質上の株式引受人が一致していない株式のこと。時間の経過とともに、その事実関係の証明が困難になるため、下記のような問題が発生することがある...
相続の実態や基本用語について、さらに踏み込んで説明したい。相続税対策をしっかり行うためには、相続に関する実情や用語についてしっかり理解しておく必要がある。