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赤字転落のラーメンチェーン「幸楽苑」が上げる反撃の狼煙とは

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東京・日本橋の店舗

M&Aで新たな成長ステージに 

だが、これだけでは現在の2倍以上となる1000億円の売り上げを達成することは難しい。そこで同社が打ち出しているのがM&Aだ。2019年5月に発表した中期経営計画では「M&Aを中心とした新たな飲食チェーンのグループ化」を重点施策の一つとして掲げた。 

51店舗の閉店や業態転換を発表した2020年1月の資料でも「M&Aを活用しながら規模拡大を図っていく方針に変わりはない」とし、M&Aに前向きな姿勢を改めて強調した。 

同社はこれまであまりM&Aを実施してこなかった...

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