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新型肺炎でセミナー、講演会の中止相次ぐ―大手TKPの株価直撃

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新型コロナウイルスの感染拡大でイベントやセミナーの中止が相次ぐ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イベントや集会の中止や延期が相次いでいる。2020年2月26日に総理大臣官邸で開かれた政府の新型コロナウイルス対策本部で、安倍晋三首相が今後2週間程度は大規模なスポーツ・文化イベントを中止または延期するよう要請した。

セミナーや講演会の中止が止まらない!

民間企業や団体でも、3月以降のセミナーや講演会などを中止する動きが目立つ。そうなると最初に打撃を受けるのが、こうした催事の受け皿となるイベント会場を提供する企業だ。国内最大手の貸会議室・ホール運営のティーケーピー(TKP)<3479>も例外ではない。

今春にかけて大型貸会議室を相次いでオープンするTKP。新型コロナウイルスの影響は?(同社ホームページより)

2020年2月期第3四半期連結決算では売上高396億7400万円(前年同期比48.8%増)、営業利益49億5900万円(同42.0%増)、経常利益33億7900万円(同2.6%増)、四半期純利益12億8700万円(同17.6%増)の増収増益だった。2019年4月に買収したレンタルオフィス世界的大手のスイスIWGから買収した日本リージャスホールディングスの業績が寄与したこともあるが、この時期はまだ新型コロナウイルス問題はなく、経営に懸念材料は見えなかった。

ところが、同12月に中国の湖北省武漢市で流行が始まり、2020年1月には日本でも感染者が出た。同2月には日本国内でも感染が拡大し、現時点では中国に次ぐ世界第2の「感染大国」となっている。TKPではスタッフのマスク着用や、プラズマクラスター加湿空気清浄機、除菌スプレーの常備といった感染対策を実施しているが、セミナーや講演会の中止が相次ぐ。

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