アコーディア・ゴルフ(東京都品川区)が運営するゴルフ場が1年5カ月ぶりに増加に転じる。同社は2020年3月にゴルフ場運営のリソル(千葉県茂原市)から岡崎カントリー倶楽部(愛知県岡崎市)を取得する。

同社のここ3年ほどの動きを見ると、2017年12月に岩舟ゴルフ倶楽部(栃木県)を取得したあと、2018年3月に麻生カントリークラブ(茨城県)と富士の杜ゴルフクラブ(静岡県)を、2018年8月に宇津峰カントリークラブ(福島県)を、さらに2018年11月に四街道ゴルフ倶楽部(千葉県)を相次いで買収してきた。

これら買収によって運営(運営受託契約を含む)するゴルフ場の数は順調に増え、四街道ゴルフ倶楽部取得時には135に達したが、その後2018年11月と2019年6月に保有するゴルフ場の株式を譲渡し、運営するゴルフ場が133に減少していた。

同社は「優良なゴルフ場の取得を成長戦略の柱の一つ」と位置づけており、岡崎カントリー倶楽部の買収を機に再びゴルフ場買収が活発化しそうだ。

【アコーディア・ゴルフの過去3年間のM&Aの動き】

2017年12月 岩舟ゴルフ倶楽部(栃木県)がアコーディア・ゴルフ グループ入り
2018年3月 麻生カントリークラブ(茨城県)がアコーディア・ゴルフ グループ入り
2018年3月 富士の杜ゴルフクラブ(静岡県)がアコーディア・ゴルフ グループ入り 
2018年8月 宇津峰カントリークラブ(福島県)がアコーディア・ゴルフ グループ入り
2018年11月 四街道ゴルフ倶楽部(千葉県)がアコーディア・ゴルフ グループ入り 
2018年11月 ラビーム白浜ゴルフクラブ(和歌山県)の株式を譲渡
2019年6月 ヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブ(群馬県)の株式を譲渡
2020年3月(予定) 岡崎カントリー倶楽部(愛知県)がアコーディア・ゴルフグループ入り

6月には米国のシニア大会の開催も

岡崎カントリー倶楽部は1965年の開場で、かつては海の底であった「ごばん山」の尾根を生かしてレイアウトされた標高約170メートルの丘陵コース。東名高速道路の岡崎インターチェンジから10キロメートルほどの場所に位置し、名古屋市や豊田市、岡崎市、豊橋市などから車で1時間ほどで到着することができる。

アコーディア・ゴルフでは今後、岡崎カントリー倶楽部の名称にアコーディア・ゴルフを冠する予定で、ポイント制度のACCORDIA GOLFポイントプログラムも利用できるようにする。

アコーディア・ゴルフは2002年にゴルフ場の運営受託事業を始め、2005年に運営するゴルフ場の数を大きく伸ばした。2006年に東証1部に上場したが、2017年にMBKP Resortの完全子会社となり、上場廃止になった。

2019年10月に同社が運営するアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで、米国の男子プロゴルフ大会であるPGA TOURトーナメント「ZOZO CHAMPIONSHIP」が開かれた。2020年6月にはシニアの大会であるPGA TOURチャンピオンズ「Mastercard Japan Championship」が成田ゴルフ倶楽部で開催される予定。

アコーディア・ゴルフの沿革
2002 ゴルフ場の運営受託事業を開始
2003 アコーディア・ゴルフに社名を変更
ポイントプログラムACCODIA GOLFポイントカードを発行
2005 ゴルフ場10社を子会社化
ゴルフ場8社を子会社化
エーシーアンドエッチアールエスを子会社化
ゴルフ場3社を子会社化
2006 東京証券取引所市場第一部に上場
2007 ケーヨーゴルフセンター(現アコーディア・ガーデン)を子会社化
2008 子会社のスポーツ振興が7社を子会社化
ハーツリーレストランシステム(現ハーツリー)を子会社化
2017 MBKP Resortの完全子会社に

文:M&A Online編集部