「決算書が面白い」矢部謙介中京大学国際学部教授に聞く
矢部謙介中京大学国際学部教授が執筆した「決算書の比較図鑑」が販売部数を伸ばしている。なぜ、決算書に関心が集まっているのか、誰が購読しているのか。矢部教授に背景をお聞きした。
M&A Online
| 2022/11/23更新
2022.11.26
ー2018年に改訂されたコーポレートガバナンス・コードでは、資本コスト(株主の期待収益率)の重要性が示されました。企業経営に何か変化が出ましたか。
ガバナンス改革の流れの中で、資本コストを意識しなさいよ、という文言が盛り込まれた。これを受け、NPV(正味現在価値)、IRR(内部収益率)、ROIC(投下資本利益率)といった指標を取り入れて、資本コストを踏まえた意思決定の動きが急速に進んでいるのは間違いない。企業が公表している中期計画などを見れば、明らかだ...
矢部謙介中京大学国際学部教授が執筆した「決算書の比較図鑑」が販売部数を伸ばしている。なぜ、決算書に関心が集まっているのか、誰が購読しているのか。矢部教授に背景をお聞きした。