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IBMのレッドハット買収を左右するオープンソースへの「理解」

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「顧客」を買ったIBM

しかし、裏を返せば「どちらのメリットも十分に生かせない中途半端なクラウド」ということにもなる。事実、2017年のIaaS型クラウドサービス世界シェアでIBMは1.9%と、アマゾン(51.8%)はもちろんマイクロソフト(13.3%)、グーグル(3.3%)の米大手クラウド企業に水をあけられている。

そこでオープンソースを基盤とするレッドハットを買収することで、パブリッククラウドの顧客層の囲い込みを狙ったとみられる。オープンソース利用者はコスト意識が厳しく、パブリッククラウドを利用する傾向が強いからだ...

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