事業承継で考えておくべき厄介な名義株とは?
業歴の長い会社の場合、設立当初の株主の多くが名義だけで実際の所有者は先代経営者だけだったという場合があります。事業承継をスムーズに進めるためには、名義株を放置せず早めに整理しましょう。
M&A Online
| 2019/1/17
2019.01.17
これと同じように、相続以外で引き継ぐためには、店を法人化しておかなければならないと増村氏は言います。
「個人事業主から法人化するときに新規に許可を得なければなりませんが、将来、事業を譲渡する、誰かに引き継がせようと考えているなら、早期に法人化しておくしかないでしょう」
法人化されていれば、相続同様に経営者の交代は変更届を警察書に提出し、承認されればスムーズに引き継げるはずです。
「ただし、難しい点もあります」と増村氏は言います...
業歴の長い会社の場合、設立当初の株主の多くが名義だけで実際の所有者は先代経営者だけだったという場合があります。事業承継をスムーズに進めるためには、名義株を放置せず早めに整理しましょう。
日本政策金融公庫総合研究所は日本政策金融公庫論集第40号に、論文「親族外承継に取り組む中小企業の実態」を掲載した。中小企業7社を調査し、親族外承継を円滑に行うためのポイントをまとめた。