新型コロナウイルスに打ち勝とうと様々な動きが出てきた。

不要不急の外出の自粛をはじめ、恒例の花見についても自粛要請がなされるなど、雰囲気は暗くなる一方。こうした事態を打開しようと自宅で花見気分が味わえる商品やテイクアウト品の投入、さらには新型コロナウイルス終息後の反転攻勢に備える動きなどもある。どういう取り組みなのか。見てみると。

サクラの香りが広がり酒がピンク色に変化

同社ニュースリリースより

1909年に印章店としてスタートした文陽堂(新潟県南魚沼市)は自宅で楽しめる花見グッズとして、ウイスキーや焼酎に1週間ほど漬け込むことでサクラの成分が溶け出し、サクラの香りが広がり酒がピンク色に変化する「サクラスティック」を4月2日に売り出す。

新潟産のヤマザクラを長さ12センチメートル、幅1センチメートルに加工したもので、多くの人に楽しんでもらえるよう、通常税込み1800円(箱あり、スティック2本セット)の商品をコロナ割引(567円割引)で提供する。4月1日まで予約を受け付ける。

同社ニュースリリースより

串カツ田中ホールディングス<3547>は4月30日までテイクアウト限定で串カツセット「串カツで!!コロナにカツ勝つセット」を税抜き567円(コロナ)で販売する。外出の自粛要請に対応してテイクアウトで飲食業界を活気づけるのが狙いという。

串カツの内容は店舗によって異なるがエビ、レンコン、牛、豚など6、7本をセットにしており、単品で注文するより割安になっている。同社では期間を延長する場合もあるとしている。

訪日台湾人や香港人向けの日本観光情報メディアを運営するジーリーメディアグループ(東京都渋谷区)は、新型コロナウイルスが終息した時に以前よりも多くの訪日外国人旅行者を集客するとともに顧客満足度を高めることで客単価を引き上げることなどを狙いに、観光マーケティング・コンサル支援を無料で行う。

全国の自治体をはじめ宿泊施設、鉄道、航空会社、飲食店、小売店などを対象に、旅行商品やウエブサイトの評価を行うほか、地域の強みを活かした企画立案のための相談などに応じる。4月30日まで申し込みを受け付ける予定で、状況によっては延長もあるという。

新型コロナウイルスの感染者数がまだまだ増えそうな状況の中、外出自粛などに対応した、こうした新たな商品やサービスは今後も次々と生まれてきそうだ。

文:M&A Online編集部