なぜキリスト教はアジアでの布教、とりわけ日本での布教に失敗したのか。それは、政治的、経済的、そして宗教的な要素が絡む非常に複雑な問題だ。日本語も大いなる障害になったに違いない。しかし、ここでは敢えてその教義の面から1点触れておきたい。今、日本が直面する問題にも関係性があると思うからだ。
日本への初期キリスト教伝道といえば、イエズス会のフランシスコ・ザビエルがキーマンであることは言うまでもない。ザビエルが現在の山口県など日本各地で布教活動をしていた時の記録に、布教の障害について述べている部分がいくつかある。一カ所、引用しよう...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。