DNAワクチンで免疫を獲得

アンジェスが開発中のワクチンは新型コロナウイルスの表面にあるたんぱく質(スパイクたんぱく質)を作り出す遺伝子(DNA=デオキシリボ核酸)を用いる。

スパイクたんぱく質のDNAを、遺伝子の運び屋であるプラスミドに組み込んで体内に入れると、スパイクたんぱく質が体内で作られる。

その後、体内でスパイクたんぱく質と結合するたんぱく質(抗体)が作り出され、新型コロナウイルスに対する免疫力が得られる仕組み。スパイクたんぱく質だけを体内で作るため、病原性はないという。

日本にワクチンを供給する予定のファイザーとモデルナが開発中のワクチンは、たんぱく質を作る出すための情報を運ぶ遺伝子mRNA(メッセンジャーRNA)を用いるもので、新型コロナウイルスの表面にあるたんぱく質を作り出すように設計されている。

ファイザーは4万3538人が参加した第3相臨床試験の結果、新型コロナウイルス感染症予防の有効性は95%であった発表。モデルナも3万人以上が参加した第3相臨床試験による予防の有効性は94.5%であったとしている。

文:M&A Online編集部