「セブン&アイ」インテリア、雑貨の「Francfranc」を売却

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セブン&アイ・ホールディングス(HD)<3382>は、グループ会社で「フランフラン」ブランドのインテリアや雑貨などを展開するFrancfranc(東京都渋谷区)の株式の一部を売却する。

日本成長投資アライアンス(東京都港区)が投資事業有限責任組合を通じてFrancfrancに出資し、2021年9月から新たな経営体制に刷新する。

セブン&アイHDとFrancfrancは2013年12月に資本業務提携契約を結んだが、セブン&アイHDのグループシナジーやグループ戦略との親和性などを検討した結果、日本成長投資アライアンスの出資を受け入れることがFrancfrancの成長につながると判断した。

日本成長投資アライアンスはFrancfrancへの出資後、EC(電子商取引)サイトの強化などをはじめとするDX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル変革)に取り組むという。


保有割合は30%から23.5%に

セブン&アイHDはFrancfrancが実施する自社株買いに応じ、保有するFrancfrancの株式を売却する。さらにFrancfrancの親会社であるBALS INTERNATIONAL LIMITED(香港)の保有株式(保有割合は26.67%)を、BALS INTERNATIONAL LIMITED株式の73.33%を保有するBlueWedge Limitedに売却する。

これら取引でFrancfrancに対するセブン&アイHDの保有割合は現在の30%から23.5%に低下する。セブン&アイHDでは日本成長投資アライアンスによる経営体制移行後も、引き続き一定の株式を保有し、Francfrancを支援していくとしている。

日本成長投資アライアンスは2016年6月設立で、事業承継投資、事業支援投資、成長投資などを目的としたファンドの組成や運用、投資関連サービスの提供などを手がけている。

Francfrancは1990年7月設立で、2021年6月30日時点でFrancfranc107店舗、Francfranc BAZAR24店舗、Master Recipe1店舗、MODERN WORKS2店舗の合わせて134店舗を展開している。従業員数は1500人を超えており、2020年8月期の売上高は298億9000万円だった。

文:M&A Online編集部

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