2025年のTOBは年間136件(届け出ベース)に達し、前年(100件)を4割近く上回り、2007年(104件)以来18年ぶりに最多を更新した。アクティビティスト(物言う株主)の存在感が高まるにつれ、株主対応や短期的な業績にとらわれない経営の実現を目的に、自主的に株式を非公開化する動きも目立った...
老舗化粧品メーカーのマンダムを巡るMBOが、4回にわたる募集延長などで異例の混迷を深めている。創業家主導で始まったはずのMBOは、市場から「割安」と断じられ、アクティビストの介入を招き、ついには米投資ファンドKKRによる買収提案に発展した。
トヨタグループが源流企業である豊田自動織機の非公開化に乗り出した。背景には短期的な市場の論理から脱し、創業家の長期ビジョンを軸とした「一枚岩経営」への回帰という深層がある。グループの再編を主導するのはトヨタ会長で創業家出身の豊田章男だ。
日本企業のTOB(株式公開買い付け)で海外投資ファンドの存在感が高まっている。今年のTOB件数は9月初めに前年より2カ月早く60件(届け出ベース)に到達したが、その4分の1に海外投資ファンドが関与している。前年は年間を通じても5件にとどまっていただけに、様変わりだ。
ニデック<6594>は7月13日、工作機械メーカーのTAKISAWA<6121>に対し、1株2600円でスクィーズアウトを伴う完全子会社化を目的とするTOBを実施すると公表しました。このTOB価格は高いのでしょうか、安いのでしょうか。