2024年のTOB(株式公開買い付け)件数は前年比35%増の100件(届け出ベース)となった。年間100件の大台乗せは2007年(104件)以来17年ぶり、2度目だ。歴史的な活況下、証券会社による「公開買付代理人」の座をめぐる争いも白熱した。
公開買付代理人はTOBへの応募を受け付ける窓口証券会社のこと。買収者に代わって、買収対象会社の株券の保管・返還や買付代金の支払いなどの事務を引き受ける。TOBに応募する株主は代理人の証券会社に口座を開設し、株式を移管する手続きが必要となる...
金融審議会が、2023年12月25日、公開買付制度・大量保有報告制度等ワーキング・グループによる公開買付制度・大量保有報告制度・実質株主の透明性のあり方等についての報告を公表しました。