VDR(バーチャルデータルーム)などを手がけるリーガルテック(東京都港区)は、M&Aのデューデリジェンスを効率化するシステム「AOSデータルーム M&A」の提供を始めた。

機密情報共有クラウドサービス「AOSデータルーム」をM&A用に特化したもので、日本語、英語、韓国語に対応しており、即日導入が可能。

デューデリジェンスに関する機密情報をクラウド上に預かるオンライン貸金庫を備えているほか、デューデリジェンスに最適なフォルダ構成で素早く業務を開始でき、閲覧履歴を分析して買い手の関心度を把握することもできる。

料金はユーザー数が10人で月額5万円から。2020年9月末までに200社への導入を目指す。

幅広いデューデリジェンスに対応

デューデリジェンスは、買い手企業が買収先の経営実態や問題点をチェックする行為で、M&Aに介在する潜在的なリスクやシナジー効果を洗い出し、買収価格やM&Aの実行可否を決定する重要な作業。

このためデューデリジェンスで調査する範囲は広く、効率よくデューデリジェンス作業を行うため今回のAOSデータルーム M&Aを開発した。

同社によると法律上の問題点を調査する法務デューデリジェンス、売り手企業の財務状況を調査する財務デューデリジェンス、買収対象企業のビジネスの将来性や競合企業などを調査するビジネスデューデリジェンス、税金を適切に申告し、納税しているかを調査する税務デューデリジェンス、企業の人事全般を調査する人事デューデリジェンス、企業の情報システムやPOSシステム、会計システムなどを調査するITデューデリジェンスなどで利用が可能という。

文:M&A Online編集部