M&Aによる会社売却を決意するも、なかなか買手が見つからないケースが世の中にはたくさんある。なぜ、売れないのか? よく問題になる項目について述べるとともに、その対策方法について解説したい。
問題1「手遅れ感」
問題2「オーナーが数字に弱い」
問題3「名義株がある」
M&Aによる売却をオーナーが決断するのが遅いケース。収益力の低下や慢性的な借入過多により、買手が付かないケースがこれにあたる。実は、スモールM&Aの世界では「手遅れ」が理由で売れないケースが一番多いという印象がある...
M&Aの成立には様々な関門が待ち受けている。今回は、ディールの終盤でよく直面する「価格」と「情報漏洩」にスポットをあてる。中小企業のM&A現場を知り尽くすアドバイザーが、そのツボを伝授する。
毎年秋に発表される国税庁の「法人税等の申告(課税)事績の概要」によると、平成28年度の黒字申告割合は33.2%であり、6年連続で上昇した。