2023年の運輸業界におけるM&Aは件数が前年比29.4%減の24件、取引総額は同75.6%減の約1737億円と、いずれも2年ぶりに減少した。それでも2014年以降の10年間でみると、件数は前年の34件、取引総額も前年の約8137億円に次ぐ、2番目となり好調を持続した。コロナ禍の活動制限が撤廃され、経済の正常化に伴う物流需要の回復や「2024年問題」として懸念されている人手不足などからM&Aが引き続き堅調だったとみられる。
クロスボーダー案件は前年比1件増の6件だったが、全体に占める割合は前年比9.9ポイント減の25.0%と減少した...