2023年第2四半期ののTOB(株式公開買い付け)は件数が前年同期比4件減の11件に終わった。今年に入って2四半期連続の減少で、第2四半期としては2年ぶりの減少となる。一方で金額は同61.6%減の990億4000万円と第2四半期としては3年連続の減少となった。件数の減少に加えて、100億円以上の大型案件が前年同期比3件減の3件と低迷したのが響いている。中には買付総額が1億円を下回る超低額TOBもあった...
2020年通年(1-12月)の累計件数は完了・届出ベースともに60件と、完了ベースで19件、届出ベースでは14件それぞれ前年を上回っている。2010年以降では同年の59件を上回る最高の件数となった。