皮膚関連領域で連携

サンファーマグローバルはインドに本社を置くジェネリック医薬品会社のサンファーマの子会社。サンファーマは皮膚科、がん領域、眼科を中心とした研究開発に取り組んでおり、米国市場の皮膚科領域で常に上位を占めているという。

日本でも数多くの新規薬候補物質を持ち皮膚科領域を強化しているため、ポーラ ・オルビスとはこの分野での連携が見込める。

アラブ首長国連邦はアラビア半島にある7つの首長国からなる連邦国家で、最大の都市はドバイ。産油国15カ国が加盟している石油輸出国機構(OPEC)の一員でもある。

サンファーマグローバルは総合商社のため、ポーラファルマの商品をアラブ首長国連邦で販売するなどの連携が考えられる。

ポーラ・オルビスは今回の子会社売却の目的の一つとして「ビューティケア事業への経営資源の集中」をあげており、今後は主力の化粧品事業の成長に力を注ぐ計画だ。

アラブ首長国連邦、インド、日本にまたがるM&Aの行方は、きれいにメイクアップされそうだ。

ポーラ・オルビスホールディングスの沿革と主なM&A
1929 鈴木忍氏が静岡で創業
1940 ポーラ化成工業を設立
1946 ポーラ化粧品本舗を設立
1983 科薬に資本参入し、 医薬品事業を開始
1984 オルビスを設立し、通販事業を開始
2006 ポーラ・オルビスホールディングスを設立し、持株会社体制に移行
2007 医薬品事業会社ポーラファルマを設立
2010 東京証券取引所 市場第一部上場
2016 化粧品・健康食品販売の子会社C2O PLUS Asiaを売却
2016 子会社のpdcとフューチャーラボを売却
2018子会社のポーラファルマを売却


文:M&A Online編集部