次にM&A件数が多かったのは業界2位のツルハホールディングスの3件。順位は前年と同じだが、件数は1件増えた。3月に江頭エーザイ(福岡県大川市)から福岡県内のドラッグストア1店舗を取得した。
4月にはJR九州傘下でドラッグストア・調剤薬局を運営するJR九州ドラッグイレブン(福岡県大野城市)の株式51%を取得して、子会社化する大型M&Aを発表。JR九州は引き続き株式の49%を保有する...
コロナ禍の中、2020年のIT・ソフトウエア業界のM&Aは活発に推移した。デジタル技術によって業務やビジネスを変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)が底流にあり、コロナ禍を打ち消した格好だ。
スポーツクラブ大手の2020年4~9月期(中間)決算が出そろった。4~5月の最悪期は脱したものの、半期の売上高は前年の約半分にとどまる。休業中の固定費など新型コロナ感染症関連損失に加え、会員数も大きく落ち込み、経営体力は低下する一方だ。
コロナ禍が日本経済を大きく変える可能性が出てきた。現時点では落ち着いている物価が、一転して上昇しかねない芽が育ちつつあるのだ。景気後退期の物価高は経済を破壊しかねない。その代表的な業界が航空と携帯電話だ。これらの業界で何が起こっているのか?
新型コロナウイルスの影響で業績を下方修正した上場企業数が1066社となり、初めて1000社の大台を突破した。また下方修正の結果、消失した売上高が9兆6264億円となり、10兆円まであとわずかなところまで迫っていることが分かった。