分子標的薬はがん細胞だけを攻撃するため、副反応が少なく、治療効果が高い治療法として注目されている。一方で、患者個人の体質による「合う」「合わない」の差が大きく、薬価も非常に高い。患者の体質に合わなければ、副反応は激しく薬効が期待できない上に、経済的負担も重くなる。現状では実際に投薬してみないと、効果が分からない...
「スタートアップワールドカップ2023」の京都予選が2023年7月6日、京都大学百周年記念ホール(京都市左京区)で開催され、米国を拠点にAI(人工知能)を活用した家電と住宅設備をつなぐスマートホーム技術を提供するHOMMA Groupが優勝した。
イヴケアは滋賀大学発の毛髪を用いたストレスチェックサービスを提供するベンチャー。五十棲計社長兼最高経営責任者(CEO)が同大大学院教育学研究科在籍中の2019年1月、同大の大平准教授と連携し、同大の大学発ベンチャー第1号企業として発足した。
PURMX Therapeuticsは、広島大学発の創薬ベンチャーだ。同大の田原栄俊教授が発見した老化に関わるマイクロRNAの抗腫瘍効果をベースに、RNAの機能性スクリーニング系を独自開発。マイクロRNA医薬品を臨床開発するために起業した。