政府は同社の提供するサービスを総合防災システムとして1億5887万円で導入し、2017年11月に高知市と宮城県石巻市で運用を始めた。現在は南海トラフ地震に備えて、静岡県から鹿児島県に至る約6000キロメートルの海岸線での津波予測に対応。地震発生から30分以内に、30メートル四方単位での被害予測を報告する。1県当たりの運用費は年間約500万円だ。
被害予測は震災発生直後に開く政府災害対策本部での会議資料として利用される...
グリラス(徳島県鳴⾨市)は徳島大学発のフードテックベンチャー。同大学院社会産業理工学研究部で昆虫の発生・再生と進化のメカニズムを研究する渡邉崇人助教が最高経営責任者(CEO)、三⼾太郎准教授が最高技術責任者(CTO)に就任して立ち上げた。
Ciamoは崇城大学発のバイオベンチャー。崇城大学大学院工学研究科博士後期課程応用生命科学専攻に在学中の古賀碧社長が学生起業し、農地などでの土壌改良に役立つ光合成細菌培養キット「くまレッド」の開発を手がける。その起源は地域課題の解決だった。
物流ITシステムのHacobuが、第三者割当増資で7社から約9億円超の調達に成功した。物流ビッグデータ活用に向けた体制を強化するのが狙い。野村不動産グループのNREGイノベーション1号投資事業有限責任組合や豊田通商などが増資を引き受けた。