日本国内の商品を巨大な中国マーケットで売り込みたい。しかし、現地法人を立ち上げて組織を立ち上げるのは一苦労。もっと手軽に売り込みをかけられないものか。多くの企業が抱えるそんな悩みに応えるのが、中国の消費者に向けて日本商品に特化した越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」だ。
運営するのは、元伊藤忠商事の翁 永飆氏が2014年に立ち上げたスタートアップ企業「Inagora(インアゴーラ)」。同社は2017年11月に伊藤忠商事やKDDI、SBIホールディングスなどから、76億5000万円の資金を調達した。累計調達額は132億円にのぼる...