ヤマエグループホールディングスは、2024年3月期から2026年3月期までの3年間に、それまでの3年間(2021年3月期-2023年3月期)のおよそ2倍にあたる450億円をM&Aに投じる。
稲畑産業が食品ビジネスの拡充に乗り出した。同社は2023年2月にウナギ加工品や乾燥野菜の製造などを手がける大五通商を子会社化し、グループ内に食品の製造や加工の技術をはじめEC販売などの小売りに関するノウハウなどを取り込んだ。
上場企業による事業撤退が相次いでいる。理由はコロナ禍による業績の悪化や競争の激化、中核事業への経営資源の集中などさまざまだが、いずれも事業の将来展望が不透明なことから撤退を余儀なくされた。
2023年も食品の値上げが続く。2万822品目(平均値上げ率14%)という記録的な値上げラッシュとなった2022年に引き続き、2023年も1-4月の間に7152品目の値上げが計画されている。
帝国データバンクが、物価高が原因の倒産件数を調べたところ、2022年1-7月は116 件に達しており、調査を始めた2018年から、2021年までの4年間の年平均の110件(累計は442件)を上回ったことが分かった。
7月以降値上が本格化する。食品をはじめ日用品、交通費、光熱費、火災保険など多岐に渡っており、中でも食品は年間2万品目に及ぶ見込みで、正に値上げラッシュの様相を呈している。
植物性の原材料を用いて、肉やミルク、卵などに似せて作られた食品であるプラントベースフードの動きが活発化してきた。名の知れた上場企業がプラントベースフードの事業拡大に乗り出すことで、普及が加速しそうだ。
日清食品は、やおきんと共同で「カップヌードル」発売 50 周年を記念して「うまい棒カップヌードル味」を開発した。味の素冷凍食品やハウス食品グループ本社も発売50周年を記念した取り組みを展開。人気商品たちの50周年作戦とは。
経団連は大手企業の2021年夏季賞与・一時金(ボーナス)の最終妥結結果を発表した。組合員の総平均は82万6647円で、前年夏を8.27%下回った。夏として3年連続の減少。新型コロナウイルス感染拡大の長期化が響き、下げ幅はリーマン・ショック後の2009年(17.15%)以来の大きさだった。
日清食品ホールディングスは、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛などの影響で即席めん事業が好調に推移したのに加え、スナック菓子の湖池屋の買収効果なども加わり、2021年3月期の当期利益が過去最高を更新した。
学生レポーター・山口萌さんがヨシムラ・フード・ホールディングスの吉村元久社長に話しを聞きました。吉村社長は「半年で3件のM&Aを行いたい」とM&Aに前向きな姿勢を示し、「日本のスイーツの会社にグループに入ってほしい」との戦略を披露しました。
クラフトによるユニリーバへの買収提案は、わずか2日で撤回しました。クラフトは早くも次のターゲットを狙っているようです。
クラフト・ハインツが日用品大手のユニリーバに買収提案をしました。総額は1430億ドル。ユニリーバはこの提案を即座に拒否しました。
投資ファンドの3Gキャピタルが動き出したようです。次の買収対象はどこでしょうか。
先日、永谷園ホールディングスがフリーズドライ食品会社を傘下に持つ英・ブルームコを約150億円で買収すると報じられた。官民ファンドの産業革新機構と共同とはいえ、永谷園にとってはシュークリーム専門店「ビアードパパ」で知られる麦の穂ホールディングス買収以来の大型買収だ。永谷園が描いた海外展開の青写真とは?
約20年前に納豆業界に本格的に進出してきたミツカン。その積極的な商品開発とM&Aで、「おかめ納豆」で知られるタカノフーズの独走状態だった納豆業界の勢力図を書き換えました。常にチャレンジングな姿勢を崩さないミツカンの納豆のすごさを検証します。
インバウンド需要の急増で注目が集まる冷凍パン。業務用だけでなく、家庭用も提供するテーブルマークの冷凍パンは2011年の発売以来、美味しいと好評です。その美味しさの裏側には、実はテーブルマークという会社の成り立ちが深く関わっています。
明星食品が日清食品の傘下に入ってから2016年12月で10年になります。果たして商品面での統合や業績面での効果はどうなっているのでしょうか? M&A Online編集部の独断と偏見による検証を実施してみました。
アメリカ三大財閥の1つとして2世紀を超えて持続するデュポン(DuPont)は、世紀ごとに全く別の企業体であり、火薬事業の100年、化学事業の100年、そして現在は化学メーカーから工業バイオサイエンス、農業・食品、先端素材などをコアとした新しい技術・事業分野へ事業再編しつつある。この記事ではデュポンのM&Aについて、アメリカ部の記事を抜粋して紹介する。
今回は、ファーマフーズの有償新株予約権を見てみる。 この有償ストックオプションにはノックアウト条項が付されている。同社の要領や条件から、割当者や既存株主に対する条項を付けることの意味とメリットを考える。
エア・ウォーターは、近年、祖業以外の農業・食品関連事業へ本格参入へ。これまでのM&Aの道のりを辿る。