管理部門のコンシェルジェ目指す

-これから公認会計士を目指す人たちにアドバイスをお願いします。

「会計士という職業は専門知識が求められる難しい資格です。また資格という武器を持つことができる仕事です。ですのでまずは武器を持てるように頑張ってもらいたいですね。資格という強みを持っていると、出産だとか結婚だとか、仕事の優先順位を変えなければならないことがあった時に、自分の意志で変えることができます。これは大きな魅力であることを伝えたいですね」 

「資格試験は受からないとどうしようもないのですが、何年も勉強するのは大変です。ちゃっちゃと勉強して、とっとと受かって武器を手にしてほしいですね。会計士の試験は科目が多く大変ですが、これは絶対終わらない仕事が降ってきた時に、どういう順番で仕事をするのかの練習になります。絶対勉強が終わらないという時に、どういう順番で勉強すると受かりやすいか考えるといいですよ。満点で受かる必要はないのですから」 

-ところで、経営されているエスプラスのホームページでは、管理部門のコンシェルジェを目指すとありました。管理部門のコンシェルジェとはどういうことをされるのですか。 

「経理部門や内部監査部門、総務の人事部門などの方々に私の専門知識でお役に立てるものがあれば使って下さいということを意識しています」

「監査法人に19年いましたが、その時も管理部門のコンサルティングなどを行っており、今とほとんど変わらないのですが、監査法人という大きな組織ですと、コンサルティング部隊は10人ほどになります。そうするとすごく大きな会社の大きなプロジェクトを狙いにいかないといけません」

「それはそれですごく楽しいのですが、そうした活動の中で、企業の方から企業の担当者が主役になって、専門知識を持っている方にちょっと助けてもらいたいというような要望がありました。それならば10人の組織は必要ありません。もう少しフットワークを軽く、もっとお気軽に、相談相手みたいな形でやってみたいと思うようになりました」

「そこで独立して、相談相手のような存在である管理部門のコンシェルジェを目指しているわけです」