女子中学生や女子高校生に特別授業を実施

-ほかにはどのような取り組みがありますか。

「学生さんに知ってもらおうという取り組みもあります。弁護士さんやお医者さんに比べると会計士は知名度がありません。そこで、こういう資格が選択肢の中にありますよということを発信しています。今年から始めた取り組みに女子中学生や女子高校生に『私のキャリアを考える』という特別授業を行いました」

「中学生や高校生なのですぐには職業選択に結びつきませんが、将来職業を考える時に、そういえばあの時キャリアの授業をしてくれた公認会計士さんは素敵だったなって思ってもらえるような、すそ野の広い活動をしています」

「通信教育会社が発行する冊子に女性公認会計士を取り上げてもらったり、数学が大好きな人が読む雑誌に女性公認会計士が寄稿させていただいたりしています」 

「もう一つ、会計士の実態を調査しています。セミナーに参加していただいた会計士にアンケートをして、実態を数字で表して、対策を考えようというものです」

「例えば女性会計士の配偶者の半分は会計士であるといった数字が出ています。男性会計士が働き方を変えてくれないと女性会計士は続けられないので、次のアクションとして何を起こすべきかを考えるために役立てようと考えています。こうした活動を30人弱で構成する女性活躍促進プロジェクトチームでやっています」

-30人ほどのメンバーということですが、全員女性ですか。 

「男性も7名に活動してもらっています。もともとダイバーシティを研究している方や、奥さんがお医者さんで女性活躍大賛成という方がおられます。女性活躍に自分も積極的にかかわっていこうという方々です。女性だけが集まって自分たちだけで『私たち恵まれてないね』というような会ではありません。男性も含めて取り組むことで、層の厚いことができるかなという気がしています」 

女性活躍促進プロジェクトチームについて質問する山口さん