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行動経済学的観点からみた「M&Aと株価」(上)東工大・井上光太郎教授インタビュー

※この記事は公開から1年以上経っています。
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東京工業大学・工学院・経営工学系・井上光太郎教授

--買収先の企業の経営に介入しないのも、日本の経営者の特性ですね。

井上教授:言い換えれば、最初の数年間のパフォーマンスが悪いのは、その間、買い手側が何もしていないからです。買って組織統合しただけで、価値を向上させる努力が乏しいように思います。たとえば、M&Aの価値を1,2年目で引き出そうと思ったら、最初から計画をきっちり立てて猛烈な勢いでコストシナジーの創出に取り組まないと無理です。にもかかわらず経営者はキャッシュフロー創出につながるリストラにも手をつけていない...

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