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第三者割当増資で起こる「株式の希薄化」とは?しっかり学ぶM&A基礎講座(69)

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潜在株式希薄化効果

希薄化は、ストックオプションなどの新株予約権が行使されたときや転換証券が転換された時にも生じます。そのため、将来的に普通株式を取得する権利などが付された契約や証券は「潜在株式」と呼ばれ、有価証券報告書では一定の情報開示が要求されます。

具体的には、このような潜在株式希薄化効果を有する場合、通常開示されている「1株当たり当期純利益」に加え「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を開示することになります。また、その算定上の基礎も合わせて記載されます...

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