クロスボーダーM&A後の人事戦略シリーズ第3回目は、「人事制度を通じた買収先企業の統合」について解説します。
日本企業の中には、買収した「相手企業の自立性を重んじる」との理由から、できるだけ「経営への介入」とみなされるアクションを控えようとするケースもあるようです。しかしそれでは企業の垣根を超えた協働は思うように進みません。
買収後できるだけ速やかにこうした垣根を取り払う上で、人事制度の統合を通じた社員の意識・行動のリセットが必要になります。相手企業の人的リソースを把握する意味でも必要です...