M&A際には買収対象となる企業の収益性や存在するリスクを適正に評価する必要がある。デュ―デリジェンス(以下DD)は時間との戦いである。
DDは一般的にビジネスDD、財務・会計DD、法務DDといったものの他、不動産DD、システムDD、人事・労務DD等といったものまで多種多様にわたり、買収対象企業の実態を正確につかめるか否かは、事前の綿密な計画作りと、相手側の受け入れ態勢に大きく影響される...
日本企業のあいだで、インセンティブ報酬制度の導入が進んでいます。政府は中長期的な企業の成長を後押しするため、コーポレートガバナンスの強化を推奨しており、インセンティブ報酬としての中長期業績連動報酬や株式報酬(譲渡制限付株式)に関する諸制度を整備してきました。
起業や会社経営をする人に欠かせないのが会社法などの法律知識だ。ただ法学部出身者でもない限り、何から学べばと途方に暮れる人も多いだろう。そこで、ベンチャー企業の創業支援を手がける司法書士の田中あゆ美氏が起業に必要な法律知識を解説する。
日本企業がグローバル企業に脱皮してM&Aを成功させるには何が必要なのか。日系や外資系企業のM&Aに関わる組織・人事面の支援の分野で、十数年にわたる豊富な経験を有するマーサージャパン グローバルM&Aコンサルティング部門プリンシパル、鳥居弘也氏が語る、M&Aを成功に導く組織・人事の考え方を短期集中連載する。
2015年はIN-OUTと呼ばれる日本企業の海外企業買収案件が非常に活発で、グローバルという言葉が頻繁にメディアを賑わせた。ただ、グローバル人材の不足を嘆く声は多い。日本企業のグローバル化に必要な人材とは何か、どんなスキルが必要か、MERCER グローバルM&Aコンサルティング アソシエイト 横田 真育氏が語る。