GIFT HOLDINGS INC.
ラーメン業界で業績にばらつきが生じてきた。丸千代山岡家は2024年1月期の営業利益を80.0%上積みした。一方、幸楽苑は2024年3月期の営業利益を75.0%引き下げた。他のラーメン企業は?
「一風堂」「幸楽苑」「町田商店」「ラーメン山岡家」の上場ラーメン4社がそろって業績を伸ばしている。2023年4-6月の国内既存店の売上高がそろって前年同期を上回った。赤字に陥っていた企業が黒字転換を見込むなど、ラーメン需要の回復が鮮明だ。
家系ラーメン「町田商店」を運営するギフトホールディングスの業績が好調です。2023年10月期第1四半期の売上高は前期比30.5%増の52億600万円、営業利益は同13.6%増の5億3,300万円でした。コロナ禍をものともせず、急成長しています。
帝国データバンクが外食事業を展開している上場企業で、月次売上高を公表している 65 社の全店売上高を集計したところ、65社中90%近い57社が前年同月実績を下回った。
緊急事態宣言が解除され、県をまたいでの移動も緩和されました。一部観光地やショッピング街に人が戻り始め、リベンジ消費が始まろうとしています。2月から冷え込み始めた飲食店に、遅い春がやってきました。売上の戻りが早い業態にはどんな特徴が?
子会社化や事業譲渡で基本合意しながら、買収価格などの条件面で折り合わず、M&Aが中止になるケースが広がりを見せている。買収中止は今年すでに6件と、昨年(3件)の倍に増えている。1月に延期を発表したまま、半年以上も協議継続中の案件もある。
「世界一のラーメン企業になる」との目標を掲げるギフトが再び動き始めた。横浜家系ラーメン「せい家」を手がけるトップアンドフレーバーの買収断念によって計画の見直しに迫られていたが、9月にラーメン天華とケイアイケイフーズを傘下に収める。
M&Aの中止や延期がここへきて相次いでいる。東証の「適時開示」ベースで調べたところ、1月だけで買収中止が2件、延期が1件あった(24日現在)。2018年は年間を通じてM&A中止は3件(うち1件売却)に過ぎず、年明け以降の突出ぶりが目立つ。
横浜家系を中心にラーメン事業を展開するギフトは17日、横浜家系ラーメン「せい家」のトップアンドフレーバー(東京・世田谷)の買収を断念すると発表した。当初は1月1日に子会社化する予定だったが、資産査定後の詰めの段階で合意に達しなかった。
2018年10月の国内外食業界全体の売上高は、前年比101.7%。26ヶ月連続で前年を上回っています。背景にあるのは、海外観光客の旺盛な外食需要。外食企業各社は、海外での知名度獲得にも寄与する、海外企業の買収に力を入れているようです。
世界一のラーメン企業になる。これがギフトの描く企業像だ。田川翔社長は「世界中の人々に、E.A.K(家系)を届けるため、国内1000店舗、海外1000店舗を目指す」と宣言する。