「串カツ」「焼鳥」「ウナギ」「ラーメン」コラボで巻き返しなるか

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写真はイメージです

コロナ禍で厳しい状況の続く飲食店で、コラボが相次いでいる。過去には人気映画との連携で売り上げを伸ばした事例などもあり、多くの企業が取り組みに前向きだ。

焼鳥チェーンの「鳥貴族」を展開する鳥貴族ホールディングス<3193>と、串カツチェーン「串カツ田中」を展開する串カツ田中ホールディングス<3547>は、両社の商品開発チームが入れかわり、相手企業のメニューを開発する取り組みを始めた。

また焼鳥専門店の「炭火焼き鳥オオギヤ」を展開するヴィア・ホールディングス<7918>と、ウナギ専門店「名代 宇奈とと」を展開するG-FACTORY<3474>が、ダブルネーム店舗「「オオギヤと宇奈とと」の急速な店舗展開に乗り出した。

さらにラーメンチェーン「天下一品」を展開する天下一品(京都市左京区)は、スポーツ用品メーカーのデサント<8114>や、アパレルブランドのMONO-MART(東京都品川区)、出版事業などを手がける角川アスキー総合研究所(東京都文京区)と協力し、天下一品らしい図柄が入いったスニーカーやスウェットシャツ、天下一品を紹介する書籍などを商品化した。

緊急事態宣言が解除され、飲食を楽しみやすい環境になってきたが、コロナ前の水準に戻るにはまだ時間がかかりそう。異色のコラボは話題性が高いだけに、コロナ禍を跳ね返し、どこまで売り上げを伸ばすことができるだろうか。

互いの商品開発チームがアイデア出し合い

鳥貴族と串カツ田中は、コロナ禍で大打撃を受けた居酒屋の復興に向けて、両社の商品開発チームが、あったらいいなという商品のアイデアを出し合い、それぞれ2品ずつを開発した。

串カツ田中の商品開発チームが考えたのはサムギョプサル風の串焼「韓国風豚玉ネギ串」と、焼鳥の人気メニューであるせせりを串カツにした「せせりカツのタルタル~塩ポン酢味~」。

鳥貴族の商品開発チームが考えたのは、鶏もも肉と、うずらのたまごを合わせた「鶏とうずらたまごのいとこ串」と、人気の高い「串カツ豚」と「葱まみれチー平焼き」を合わせた「田中のチー豚串」。いずれも相手店舗で11月末まで販売する。

せせりカツのタルタル~塩ポン酢味~

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