だが、小口融資が何らかの理由で大量に焦げ付くと、リーマン・ショックのように一気に崩壊するリスクもはらむ。しかも、アントは銀行が提携して融資するケースも少なくない。その場合、銀行はアントに資金を提供しており、債務不履行(デフォルト)のリスクを負う。
つまり、アントの小口金融に端を発した「中国金融危機」が懸念されるというわけだ。中国金融当局は9月16日、小口融資を裏付けとするABSの発行枠に上限を設ける指針を発表している...
アシストモーションは信州大学発のロボットベンチャー。2017年1月に同大繊維学部のロボット研究の成果を社会に普及するため設立した。同校は「キャンパスベンチャーグランプリ」など学生起業コンテスト入賞の常連校で起業マインドが高いことで知られる。
ベンチャーエンタープライズセンターがまとめた2020年上期(1~6月)のベンチャーキャピタル(VC)による国内向け投資額は前年同期比26%減の747億円。投資件数も前年を20%下回った。新型コロナの影響下、投資減退につながったとみられる。
Sportipは整体師・トレーナー向けAI解析アプリを手がける筑波大学発のスタートアップ。2018年9月に設立、同大学との産学連携で生まれた高度な姿勢推定技術を応用し、個人に最適化された整体やフィットネスなどの指導が受けられる世界を目指す。