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【カルチュア・コンビニエンス・クラブ】「衰退期」ビジネスで生き残る買収戦略

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CCCが運営する山口県周南市立図書館

MBOで大胆な経営転換を実現

CCCがこうした大胆な事業改革に乗り出せた背景には、2011年のMBO(経営陣による買収)による非上場化がある。外部環境の変化により主力事業の書店とレンタルビデオが「オワコン化」する中で、商品やサービスではなくライフスタイルを売る事業モデルへシフトするには、短期的な利益にとらわれない長期的な視野での経営が必須。そのためのMBOだったのだ。

MBO後にCCCは図書館の指定管理者ビジネスだけでなく、次世代型書店の「蔦屋書店」や新業態の「蔦屋家電」の展開にも踏み出している...

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