アルプス電気は戦後間もない1948年、片岡電気として設立し、ロータリースイッチの製造販売に乗り出した。この間、家電を中心とした民生機器向けで事業の基盤を固め、電装化が進む自動車、スマホに代表されるモバイルに事業をシフトしてきた。アルパイン、アルプス物流の上場子会社2社を含めて国内外100社で構成する一大企業グループに成長した同社だが、M&Aの取り組みは実は数えるほどしかない。
1967年、運輸会社の渡駒(横浜市)に資本参加した。これが現在のアルプス物流につながっている...
なぜ「たこ焼き」や「たい焼き」で上場を達成できたのか?「築地銀だこ」などを展開する外食チェーンのホットランドのM&A戦略は…。