はじめのM&Aは14年3月。インターキャピタル証券株式会社(現・株式会社よじげん証券)の全株式を取得し、証券事業に参入した。3本目の矢である、ビジネスモデルの多角化を目的としたものである。個人の現金・預金資産が、証券をはじめとした投資関連資産へシフトすることが中長期的に加速化することを見込んでの参入である。
14年7月には、人材斡旋業務システム最大手であるブレイン・ラボの全株式を取得し、子会社化した。ブレイン社は、人材紹介会社に向けて、人材紹介業務に関する情報を一括管理可能な業務基幹システムを提供している...
北海道および東北地方を中心に店舗を展開するスーパーマーケットチェーン、アークス。同社が「総攻撃」と表現する設備投資の多くは、積極的なM&Aによるものだ。生活密着型の業種ならではのM&A戦略とは?