「獺祭」旭酒造がコロナ飲食営業自粛で販売激減の酒米農家を支援

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高品位の酒米は旭酒造の「生命線」

旭酒造は地方の酒蔵には珍しく、杜氏を置かない酒造りをしている。そのため酒米を徹底的に精米し、「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」では精米歩合23%、つまり酒米の77%を捨てているわけだ。

一般に精米歩合が高いほど「おいしい酒」を作りやすい。半面、原料コストは跳ね上がる。旭酒造は「獺祭」を高級日本酒として販売することで、原料コストを吸収しているのだ。つまり「獺祭」の味は、醸造技術よりも酒米に依存している。

それゆえ旭酒造は高品位の酒米づくりを支援してきた...

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