新型コロナ 大手飲食企業にも深刻な影響「ロイヤルホスト」は赤字転落
新型コロナウイルス対策の営業自粛や営業時間の短縮などによって、倒産や廃業に追い込まれる中小の飲食業が後を絶たない中、大手の飲食企業にも、赤字転落や閉店、出店中止などの深刻な影響が表面化してきた。
M&A Online
| 2020/5/19
2020.05.19
旭酒造は地方の酒蔵には珍しく、杜氏を置かない酒造りをしている。そのため酒米を徹底的に精米し、「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」では精米歩合23%、つまり酒米の77%を捨てているわけだ。
一般に精米歩合が高いほど「おいしい酒」を作りやすい。半面、原料コストは跳ね上がる。旭酒造は「獺祭」を高級日本酒として販売することで、原料コストを吸収しているのだ。つまり「獺祭」の味は、醸造技術よりも酒米に依存している。
それゆえ旭酒造は高品位の酒米づくりを支援してきた...
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5月7日にもレムデシビルが新型コロナウイルスの治療薬として承認される見通しだ。ただ、日本に何人分のレムデシビルが供給されるかは未定という。果たしてレムデシビルは足りるのだろうか。
新型コロナウイルス感染拡大による厳しい環境をチャンスと捉え積極策を打ち出す企業が現れてきた。新型コロナウイルス終息後に、大きく成長できるのはこうした企業なのだろうか。
すき家と吉野家の牛丼大手2社が、新型コロナウイルス対策の一環として新しい施策を打ち出した。他の飲食店でも同様の動きがあるが、国民食とも言われる牛丼を巡る取り組みだけに関心を集めそうだ。