酒蔵の倒産が相次いでいる。しかも零細企業ではなく、長い歴史を持ち地元を代表する老舗酒蔵ばかりだ。日本食ブームと共に、海外でも高く評価されている日本酒。酒蔵ごとに製法や味が異なるだけに、その経営破綻は「酒造文化」の多様性を失うことを意味する。
ストライクはスタートアップと事業会社の提携を促進する「Conference of S venture Lab.」を開いた。「伝統産業とオープンイノベーション」をテーマに、ブランド日本酒を手がけるClearによるトークセッションなどがあった。
焼酎や日本酒、みりんなどを生産する宝ホールディングスが海外M&Aを加速させている。同社はこの1年ほどの間に米国、カナダ、スペインで、日本食材卸や日本酒メーカーなど4社を傘下に収めた。
訪日外国人旅行客(インバウンド)に、日本酒や工芸品などの製造現場を体験してもらう動きが現れてきた。インバウンドの増加とともに、こうした日本の伝統文化を体験する動きは一段と広まりそうだ。
仮想通貨(暗号資産)で利用されるブロックチェーン技術が身近になってきた。楯の川酒造(山形県酒田市)は、酒米の生産から日本酒が出荷されるまでの品質を、ブロックチェーンで証明する取り組みを始めた。
10月1日の「日本酒の日」に向け、さまざまなイベントが計画されている。コロナ禍で日本酒の市場が拡大傾向にあるなど日本酒に追い風が吹き始めており、今年の日本酒の日は、これまでとは一味違った1日になるかも知れない。
旅行会社のエイチ・アイ・エスは2020年10月2日に埼玉県川越市で、そば屋「満天ノ 秀そば」を開店する。新規事業として飲食業に進出するもので、事業承継の形でそば屋のM&Aに踏み切った。
「手に入らない銘酒」といわれる吟醸酒「獺祭(だっさい)」を生産する旭酒造(山口県岩国市)が酒米「山田錦」を栽培する農家を支援するため、自社ブランドで食用として売り出している。なぜ酒造メーカーが、わざわざ米を売るのか?「真の狙い」は別にある。
正保年間(江戸前期)創業の老舗酒造・竹浪酒造店(青森県北津軽郡)は3月16日、青森地裁五所川原支部より破産開始決定を受けた。「岩木正宗」や「七郎兵衛」など純米酒の製造を主体としていた。
清酒「鳳鸞」を製造する鳳鸞酒造(栃木県大田原市)が12月3日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約3億円。
日本の商品やサービスの海外需要開拓支援を行う官民ファンド・海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)が、中国でワインの卸売事業を展開する「EMW」の親会社「Trio(トリオ)」を22億円で買収しました。目的は日本酒の販売網拡大にあります。
アウトドアとペット、アウトドアと生原酒のコラボが6月後半にスタートする。キャンプ場でペットとともにゆったりした雰囲気の中で生原酒を楽しむのは、どんな気分であろうか。試したくなるのが、まさに自然と言えそうだ。