ビッグデータを用いて電子商取引ブランドの育成と販売支援を手がけるACROVEが5月31日に、生活家電などのプライベートブランド(PB)商品を手がけるイー・エム・エーを子会社化した。なぜACROVEは畑違いのPB事業者を買収したのか?
米アップルの新製品が9月24日に一斉発売される。半導体不足で生産量が増やせないといった「逆風」で、品不足が予想されている。新製品は1日も早く手に入れたいもの。アップルの直営ネットストアで注文したら、いつ届くのか調べてみたところ意外な事実が。
米アマゾンが映画「007」シリーズなどを手がけるMGMを84億5000万ドルで買収すると発表した。アマゾンはサブスクリプションサービスの「プライム・ビデオ」を提供しており、そのテコ入れ策という。なぜ、副業の動画配信で巨額買収に乗り出したのか。
シャープが、2020年9月22日に応募を締め切る第22回抽選分から、小型マスクを追加発売する。いわばシャープ版「アベノマスク」で、縦は普通サイズと同じ9.5センチだが、横を普通サイズより3センチ小さい14.5センチに小型化した。その狙いは?
「手に入らない銘酒」といわれる吟醸酒「獺祭(だっさい)」を生産する旭酒造(山口県岩国市)が酒米「山田錦」を栽培する農家を支援するため、自社ブランドで食用として売り出している。なぜ酒造メーカーが、わざわざ米を売るのか?「真の狙い」は別にある。
ヤフー(現Zホールディングス)と対立していたアスクルが一転、ヤフーとの連携強化を打ち出した。騒動のきっかけとなった個人向けネット通販のLOHACOは両社の連携のもとで事業が進められる。
ヴィレッジヴァンガード(Village Vanguard)の店舗数が2014年以降、年々減少している。売上高(単体)も2012年5月期の389億3,200万円をピークに2018年5月期は334億6,000万円にまで減少している。
M&Aで巨大企業になった代表銘柄の楽天。大手国内インターネット通販(EC)サイト「楽天市場」で成長し、2017年4月までに国内で10件のEC関連企業買収を成し遂げた。が、2017年以降はEC企業の買収はなく、脱通信販売の傾向が強まっている。
経営の行方が懸念されている日本トイザらスが2018年1月期の決算を公表した。売上高は1394.5億万円(前期比0.7%減)、当期純利益は22.7億円(同32.6%増)と大幅に増えた。これは法人税等調整額で「△16億5,300万円」を計上したため。
米トイザラスが2018年3月15日、米国内の全735店を閉鎖し、米国事業の清算に踏み切った。トイザラスはアマゾンをはじめとするインターネット通販に顧客を奪われ、業績が低迷した。こうした事情は日本も同じ。日本トイザらスも同じ運命をたどるのだろうか。