2022年のTOB(株式公開買い付け)はここまで30件(6月22日時点、届け出ベース)を数え、過去10年間で前年(37件)に次ぐ高水準で推移している。一方で、対象会社の賛同を得ずに行われる敵対的TOBは現時点でゼロ、上期だけで5件に上った前年とは様変わりだ。
こうした中、公開買付代理人の座をめぐる争奪戦に何か変化はあるのか。前半戦の証券会社別の最新ランキングを集計した。
公開買付代理人はTOBへの応募を受け付ける窓口の役割を務める証券会社をいう...
新生銀行は18日、SBIホールディングスが実施している株式公開買い付け(TOB)に対する意見表明を引き続き留保すると表明した。
敵対的TOB(株式公開買い付け)が今年、13年ぶりの高水準で推移中だ。1月からの累計は5件となり「ブルドックソース事件」が起きた2007年と並ぶ。「新型コロナ」下、TOB戦線に異変が起きているのか。