2024年1月に届け出があったTOB(株式公開買い付け)は7件と、前年同月より2件多かった。規模が最も大きいのが通信教育「進研ゼミ」などを展開するベネッセホールディングスのMBO(経営陣による買収)案件で、総額は2079億円に上る。MBOの一環として行われるTOBはほかに、食品スーパーのアオキスーパー、給与計算サービスのペイロールを対象に始まった。
2023年のTOB件数は年間74件(前年比15件増)と2009年(79件)以来14年ぶりの活況となったが、年が変わった1月も昨年来の流れを引き継いで滑り出した格好だ...
上場企業の海外M&Aが2023年、急回復を遂げた。年間件数(適時開示ベース)は216件と前年比60件の大幅増となり、2016年(207件)以来7年ぶりに200件台に乗せた。
2023年のM&A戦線は終盤、MBO(経営陣による買収)ラッシュの様相を呈した。しかも数千億円の巨額案件が連続した。その一つが人材サービス業界から飛び出した。