上場企業の海外M&Aが2023年、急回復を遂げた。年間件数(適時開示ベース)は216件と前年比60件の大幅増となり、2016年(207件)以来7年ぶりに200件台に乗せた。国境をまたぐ海外M&Aはコロナ禍の影響が広がった2020年以降、落ち込んでいたが、アフターコロナの到来による経済活動の正常化が件数を大きく押し上げた格好だ。
上場企業に義務付けられた適時開示情報をもとにM&A Onlineが集計したところ、2023年のM&A総件数は前年を119件上回る1068件で、3年連続の増加となった...
2023年のM&A戦線は終盤、MBO(経営陣による買収)ラッシュの様相を呈した。しかも数千億円の巨額案件が連続した。その一つが人材サービス業界から飛び出した。