3.2016年第3四半期の主なTOB

◆表2 ※2016年10月6日現在

公表日 対象会社 買手企業 状況 買付価格 3ヶ月
平均株価
プレミアム(%) 買付総額
(百万円)
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2016/9/2 ノバレーゼ NAPホールディングス 未了 1,944 819 137.36% 対象会社は主に婚礼プロデュース事業、レストラン特化型事業を営んでいるが、いずれも収益状況は厳しく、抜本的な見直しが必要な状況となっている。また、次世代の経営陣への承継を進めることを目的に、代表取締役であり実質的な筆頭株主でもある浅田氏が所有する株式の売却を検討していた。
一方、買手企業の株主であるポラリス・キャピタル・グループは、一般消費者向けに多店舗展開するビジネスへの投資経験を有しており、対象会社の築き上げてきたビジネスモデルを軸としつつも企業価値向上のための施策により対象会社の企業価値を更に向上させることが可能と判断し、公開買付を実施。
買付価格について、市場株価平均法では798円~825円であったが、類似会社比較法では708円~1,675円、DCF法では1,492円~2,217円となり、買手企業の取締役会での協議の結果、1,944円に決定された。
2016/8/4 共成レンテム アクティオホールディングス 終了 1,600 925 72.97% 8,654 買手企業が、北海道地区及び東北地区のレンタル事業の将来性について、買手企業単独での成長が見込めないと判断したことで、北海道地区や東北地区で建設用機械器具及び農業用機械器具のレンタルを行う対象会社の公開買付を実施。5,408,525株の買付を行い、所有割合は20.43%から94.33%となった。
2016/8/8 日本合成化学工業 三菱化学 終了 910 595 52.94% 37,982 対象会社の株式を51.49%所有する買付企業において、対象会社は機能商品分野の機能化学セグメントにおける中核企業となっている。対象会社の中期経営計画において、平成33年3月期の売上1,400億円、営業利益200億を定めているが、その達成のため三菱化学グループ及び三菱ケミカルホールディングスの連携をより一層強化することが求められることから、買手企業による公開買付を実施。41,738,410株の買付を行い、所有割合は51.49%から94.35%となった。

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