これが2022年9月期には、一転して減益となるわけで、時短要請協力金やコロナ禍の一過性の特殊要因などがなくなるのが大きな要因となる。
ただ減益といっても同社の2022年9月期の計画を見ると、事業不振による減益とは様子が異なる。売上高は28.7%増の3100億円の見込みで、過去最高を更新する。高水準の出店がこの数字を支える見込みで、国内のスシローは50-65店舗、海外のスシローは33―41店舗、京樽は20―30店舗、杉玉や新業態は33-39店舗を出店する...
牛丼チェーン店の吉野家は、牛丼の一部商品を値上げした。収益力を維持が狙いだが、逆に顧客離れを起こし、業績の悪化につながる可能性もある。当面、吉野家の月次の売上高から目が離せない。